急勾配の斜面で育つサレッラ種で
シェフが理想を求めて作る
オーガニックオリーブオイル。
『サレッダEXVオリーブオイル』250ml

草の香りが爽やか、アーモンドや
青いリンゴを感じさせる繊細で柔らかい
バランスの取れた口あたり

　このオーガニックオリーブオイルを作っているのは、チレント南西部の山岳地帯に位置するサレッラ農園です。

　ここではシェフでもあるパスクァーレさんがファームステイを体験できる民宿を営みながら、　3ヘクタールの自家農園で栽培する、約100本の樹齢150~180年のサレッラ種のオリーブだけを圧搾しています。この地方の固有種サレッラをチレント方言で「サレッダ」と呼びます。

　標高250mに連なる急勾配の丘で育つオリーブ、サレッラを搾ったこのオリーブオイルは、イタリアのスローフード協会が「プレシディオ（後世に残すべき食品）」として認定しています。爽やかな草の香りと滑らかな口当たりが特徴です。

　ライト〜ミディアムフルーティーのデリケートな風味は、和洋を問わず素材の味を引き立てる繊細なお料理によく合います。

　限定生産のエキストラヴァージン・オリーブオイルをどうぞお楽しみください。

【このオリーブオイルについて】
　使われているのはカンパニア州、チレント地方の北部で古くから栽培されてきた固有種のオリーブです。
　10月始め～11月始めまでに収穫されたオリーブは、12時間以内に有機認証を取得している共同搾油所で粉砕・低温圧搾（コールドプレス）されます。
　搾油後のオリーブオイルはサレッラ農園でフィルター濾過されます。４〜5回に分けて収穫、搾油されたオリーブオイルは、それぞれ別の容器に保管され、６週間後にシェフのパスクァーレさんによってお料理を引き立てる理想の風味に合わせられます。そうして出来上がったオリーブオイルは、ステンレスタンクで保管、温度管理されています。
　化学溶剤を使わず、機械で叩く・すり潰すなど物理的な方法で圧搾し、脱酸や脱臭、脱色などの化学的処理は行っていません。

■オリーブ品種：サレッラ

■風味：ライト〜ミディアム・フルーティー。刈ったばかりの草、ハーブ、アーモンド、青いリンゴの香り。柔らかい辛みと苦味があります。

■ペアリング料理
●ブルスケッタ
●柔らかい葉物野菜のサラダ
●スズキなど淡白な白身魚やイワシやアジなど青魚のカルパッチョ、マリネ
●魚やイカ、エビ、貝のグリル
●野菜のグリル
●鶏肉や、アクアパッツァ、ブイヤベースなど魚介の煮込み料理に。
●ナスのパルミジャーナ

■生産地域：カンパニア州サレルノ県サレント

■標高：250m

■製品の展開：250ml、500ml

■賞味期限：2024年6月30日

【生産者について】
　サレッラ農園は、イタリア・カンパニア州南部でユネスコ世界遺産に指定されている「チレントおよびヴァッロ・ディ・ディアーノ国立公園」内のサレントという村にあります。

　ファームステイを体験できる民宿を営みながら、有機農園で栽培する農作物を使って、この地方に古くから伝わる方法で、エキストラヴァージンオリーブオイルを始めとする伝統的な農産物加工品を作っています。

　チレント地方の固有種の栽培を続け、伝統製法を継承するオリーブオイルは、イタリアスローフード協会の認定を受けています。

　オリーブ栽培は、有機農法で認可された動物性堆肥と肥料、豆科植物などの緑肥を使用し、灌水は行っていません。土壌の微生物を増やし、また地表の乾燥を防ぐために、剪定したオリーブの枝はそのまま地面を覆うように残されます。

　オリーブオイルは、フィルター濾過で仕上げています。

■自社農園：面積約10ヘクタール、有機農法を採用

■栽培法：伝統的栽培法

■収穫法：熊手を使った手摘み＋機械式

■搾油/抽出方法：有機認証取得の共同搾油所、連続サイクル方式（遠心分離法）